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Vol.12 - bP
2004/07/09発行


   医学科同窓会主催 「第一回学生会員向け講演会」 のご報告 
 
              医学科同窓会会計(五期生)  屋良さとみ
 
 
 
 
日時: 平成16年2月28日(土) 演者: 宮良美代子さん(美代子クリニック院長:1期生)
 午後2時から5時 島袋 充生さん(琉球大学医学部附属病院第二内科講師:1期生)
座長: 増田 昌人 同窓会会長 山城 哲さん(大分医科大医学部感染分子病態制御講座助教授:2期生)
(琉球大学附属病院第二内科講師、2期生) 徳田 安春さん(沖縄県立中部病院内科医長:2期生)
田名 毅さん(田名内科クリニック院長:4期生)
 
宮良 美代子さん(1期生) 島袋 充生さん(1期生)
山城 哲さん(2期生) 徳田 安春さん(2期生) 田名 毅さん(4期生)
 
 
 去る平成16年2月28日に臨床講義棟で行われました医学科同窓会主催"第一回学生会員向け講演会"は、講演者5名をお招きし、学生会員102名、卒業生18名 (講演者5名を含む)の参加のもと、細菌学の岩永正明教授にもご参加頂き、盛会に終わりました。春休みに入って約一週間も過ぎた頃の開催であったため、当初参加人数が懸念されましたが、学生会員の講演会に対する期待を反映してか、開会時には既に多くの参加者が集まり、主催者側としては活発な討論、質問に、時間が少しずつオーバーしていくことも嬉しい悲鳴で、努力のかいがありました。
 講演会の内容としましては (講演順)、二期生山城哲先生の基礎微生物学の世界からの"基礎研究の面白さ、奥深さ"に皆引き付けられ、四期生田名毅先生には"地域を包み込んだアクティブ兼パワフル兼ナイーブ、そして高レベル維持目標の開業医"のインパクトを強く受けました。一期生島袋充生先生にはアメリカ留学先でのかけがえのない日本トップレベルの先生方との出逢いという財産作りと臨床の進む道をひしと考えさせられ、二期生の徳田安春先生からは伝統あり常に全国から注目を浴びている沖縄県立中部病院の生きた臨床、高レベルの臨床の面白さを伺いました。最後に一期生宮良美代子先生からは、三児の母として女医として今日まで勤められ、今なお自己実現の場である開業の中、地域への働きかけも積極的に続けていらっしゃる堂々としたお姿を拝見し、長いはずの三時間はあっという間に流れるように経過していました。
 そればかりでなく、講演会終了後引き続き行われたがじゅまる会館での懇親会でも、五人の講演者の先生方の周りには約二時間の間、学生さん達の姿がとぎれることなく、賑やかで楽しそうな質問やお話の渦が湧き起こっていました。
 実は、卒業生である一年目の研修医の先生達や、卒後十数年になる私達も今回の講演を拝聴し、刺激を受け得をした感をもち、他の大勢の卒業生の方々も参加されればよかっただろう、という感想を持つほど、充実し大成功の講演会でありました。(一連の様子をビデオカメラに納めましたので、興味を持たれた方は同窓会事務所までお声かけ下さい。)
 学生さんの将来の進路選びに役立ち、また卒業生にとっても刺激となる本講演会の定期開催が是非根付くよう、今後とも多くの方々の御参加を期待致しております。