ホーム ⇒ 会報-Vol.12-2top ⇒ 若返った第一内科
 
Vol.12 - 2
2004/12/01発行

伊佐勝憲  脳卒中学の道半ば 
 
      循環系総合内科学(内科学第三)伊佐 勝憲(9期生)
 私は平成7年に9期生として卒業し、ポリクリが一番楽しかったという理由で、柊山幸志郎教授の第三内科へ入局しました。その頃の私の考えは少々変わっていて、当初から内科を2年勉強したら、別の専門に移る計画で、割り切ったつもりで第三内科に入局しました。
 2年目も後半に差しかかり、恐る恐る、柊山先生に別の医局に移りたいと申し出ると、「いいよ。行きたいところに推薦状を書いてあげるから。」と何のお咎めもなく、他科移籍の許しをいただくことができました。しかし、あっさり許可されると、不思議なもので、なんだか第三内科を離れるのが寂しくなり2ヶ月程悩んだ後、柊山先生のもとへ再度訪れ「せっかく推薦状を書いていただいたのに、すいません。やっぱり内科学が好きみたいです。第三内科にしばらくお世話になりたいのですが・・」とオロオロ申し出ました。「あそう、それはそれで結構。」柊山先生に許しを得て、安心したのもつかの間、「それなら脳卒中を勉強しなさい。」・・私のライフワークはこの瞬間に割とあっけなく決まりました。
 脳卒中学は神経内科、脳神経外科、理学療法科、循環器科、代謝内科、血液科など多岐にわたる分野が発症、治療、再発予防に関わります。系統的なチーム医療を行えば、私たちは多くの脳卒中患者さんにさらなる恩恵をもたらすことができると強く確信しています。脳卒中学は可能性の大きな分野です。医局の協力で後輩ができる見込みがようやくたち、チームとして、脳卒中診療に取り組めるようになりました。さらに多くの仲間を得て、すばらしいチームを輩出できたらと考えています。