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Vol.13 - 2
2005/12/09発行

運天 忍  若手の多い放射線科医をよろしく! 

                  放射線医学 運天 忍(14期生)
同窓生の皆様、はじめまして!14期生の運天忍です。私はここ数年、関連病院をまわっていましたが今年の4月より大学に戻ってきました。読影室等でお会いしましたらよろしくお願い致します。さて、私たち放射線医学講座は村山貞之教授を筆頭に勝山直文助教授、戸板孝文助教授そして関連病院に出向中を含めて28人の医局員で構成されています。当講座の特徴として医局員全体の平均年齢がかなり若いです(笑)。全講座のなかでもトップクラスかもしれません。その理由としてここ4〜5年間の入局者が増えたことです。
 さて、放射線科の専門分野は大きく『診断』と『治療』に分けられます。『診断』の中には「核医学」や「IVR」も含まれます。胸部画像診断を専門とする村山教授以下、核医学専門の勝山助教授、IVR専門の宜保医局長を軸として診断部門は成り立っています。主な仕事は皆さんの御存知のとおり検査の指示・読影が主体であり超音波や消化管造影、内視鏡検査もこなしています。IVRに関しては24時間対応で緊急検査もありますしnon-vascularな消化管ステント留置やPTCDなどの手技も行っています。いずれも他科の先生方とのコミュニケーションが非常に重要であり画像診断に関して相談したいことがあればぜひ読影室までお越しください。一方、『治療』に関しては戸板助教授以下、2人の治療医でがんばっています(小川先生は国外留学中)。最近は頭頚部領域や骨盤領域の放射線治療に力を注いでいます。入院患者さんは放射線療法と化学療法を組み合わせた同時併用による治療が多いため、朝からケモの薬を詰めているのはよく見られる光景です。また、放射線治療といえばターミナルの患者さんという印象があるかもしれませんが現在は根治を目的に治療している患者さんがほとんどです。
 当講座の忘年会と並ぶメインイベントとして"医局旅行"というのがあります。これは村山教授が赴任された時から始まり今年で6回めを迎えました。何をするのかというと県内のホテル、ペンションなどに1泊2日で行き、昼は全体でレクをして汗を流し、夜は宴会でどんちゃん騒ぎをするものです。お酒を飲みまくり夜中まで先輩、後輩関係なく語り合ったり、時には説教(?)を食らったりします。翌日はフラフラになりながら帰宅するのが恒例です。医局内の親睦が深まり多くの医局員の先生方が楽しみにしておられます。これを読まれて興味を持たれた医局長の先生方は企画されてはいかがでしょうか。
 以上、簡単に当講座について述べてきましたが独立法人化、DPC等の大学病院の流れの中でよりよい医療を提供できるよう我々、放射線科医は日々努力していますので同窓生の先生方、今後ともよろしくお願い致します。