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Vol.14 - 2
2006/12/15発行

 2年次で〜す! 

伊禮  唯(2年次) 尾田 博美(2年次)
 
 私達2年次・25期生は、男子61人、女子35人から成っています。県内出身者53人、県外出身者43人で、地域色豊かでありながらも団結力のある学年です。
 1年次の授業は医学概論等以外、殆どが一般教養科目であり、全学キャンパスでの受講となっていました。しかし2年次前期からは医学内容に関わる学科専門科目が本格的に始まり、多くの時間を医学部キャンパスで過ごすようになり、医学部医学科に入学した事をようやく実感出来るようになりました。
 2年次前期の授業としては生化学・発生学・生命科学・医療情報・医学英語などがあり、医学を学ぶ上での基礎知識を学習しました。特に医学英語は、基礎および臨床の先生方が5〜6人のグループをそれぞれ担当して下さり、各々のグループで多様な授業が行われ、医療従事者に必要となる英語を学ぶとが出来る大変興味深い授業でした。
 約2ヶ月間の夏休みを挟み、10月から始まった授業は、前期に引き続いた生化学に加え、生理学・医科遺伝学・組織学・解剖学があり、より専門的な内容を学習しています。なかでも今年で退職される安澄教授が教鞭を取られる組織学では、肉眼では確認出来ない様々な組織を学び、日々理解を深めています。また、石田教授御指導の下、行われている解剖学実習では、献体して頂いた御遺体を4〜5人のグループで解剖させて頂き、人体の神秘に感動を覚える毎日です。去る11月15日に行われた慰霊祭では、御理解ある方々や御遺族に支えられて私達が学習出来ていることを改めて実感しました。
 この様に私達2年次は、日々実習や講義で多忙でありながらも、充実した医学生生活を送っています。医学の勉強はまだ始まったばかりですが、初心を忘れる事なくこれからも真摯な態度で学習に臨みたいと思います。