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Vol.11 - bP
2003/07/11発行

石川真  開業報告 

       牧港眼科 石川 真(6期生)

 同窓会の皆様、お元気でしょうか。平成13年4月に『牧港眼科』を開業しました。場所はコープ牧港の隣で『アイルメデイカルフィールド』と呼ばれる耳鼻科、皮膚科、歯科、院外薬局と隣接した所にあります。
 大学卒業後、琉大の眼科学教室に入局し、2年の研修のあと、那覇市立病院、小倉記念病院で研修し、開業の前の3年間は県立北部病院に勤務いたしました。在職中は、眼科の先生だけでなく他科の先生にもいろいろ御指導していただき誠にありがとうございました。
 スタッフは看護士2名、検査技師1名、医療事務2名の計5名の小世帯です。当院では、白内障や翼状片などの日帰り手術をおこなっております。手術は今のところ昼休み時間に執行していますが、外来が多いときには持病の腰痛がでてしまいます。開業医は健康が第一の資本とわかってはいますが、運動不足になりがちです。いつもバレー部のOBのゴルフコンペも参加できずすみません。皆様も医者の無養生にならないようお気をつけ下さい。先生方は既にご存知と思いますが、目の病気でそろそろ気をつけないといけないのは、緑内障と糖尿病網膜症です。この2つは自覚症状がでた頃には、病状はかなり進んでいますので、糖尿病の方は年に一度は人間ドッグや眼科検診をお勧めします。緑内障は今では40歳以上の30人に1人はいるようですので、家族歴のある方、近視の強い方、目が疲れやすい方は一度は眼科での精査をお勧めします。当院でも時々緑内障の方を見つけますが、コンタクトレンズの処方にきただけで、やはり自覚症状がある方はほとんどいません。
 このように開業してからはついつい病気についての啓蒙ぐせがついてしまいました。
 とりとめの無い話になってしまいましたが、今後とも宜しくお願い致します。