私たち医学部剣道部は、毎週月、木、土の週3回、医学部体育館で稽古しています。毎回1時間半という短い時間ですが、部員同士互いに励まし合ったりアドバイスし合ったりと、楽しいながらも充実した稽古内容です。部員は現在11名ですが、部活には顧問の大湾一郎先生をはじめ、医師剣友会の先生方、OB・OGの先輩方、全学や沖国大の剣道部の方も時々来て下さるので、稽古が多面的になる上、色々な方とも知り合えるという大変恵まれた環境で稽古しています。また、2ヶ月に1度、奥武山で行われる医師剣友会の稽古にも参加しており、八段の棚原恵教先生をはじめとする先生方の熱心な御指導を受けることができ、大変勉強になっています。 私たちが部活全体として掲げている最も大きな目標は、九州山口医科学生体育大会、西日本医科学生体育大会において優勝することです。男子は一昨年の九山において団体戦で優勝し、女子は昨年の九山・西医体において共に団体戦準優勝、今年の西医体では団体戦優勝しました。現在、次の九山・西医体における男女同時優勝を目指して稽古中です。また、この他にも、県内の大会として、毎年11月頃行われる富川杯や、12月の学生選手権にも参加しており、剣道を通じて自らの心身を鍛え、己を知り人を学び、人として医学生として、本当に充実した日々を過ごしています。 善き医師となることを目指す私たちが、勉学以外のところから様々なことを学ぶことは非常に大切なことであり、また、そこにたくさんの時間をさくことができるのは学生のうちだと思います。私たちがこのように勉学をおろそかにすることなく、剣道を学ぶことができるのは、先生方や両親、仲間など大勢の方々のご支援によるものであり、それに応える為にも、これからも今の剣道部の姿を大切に頑張っていきたいと思います。
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